長期的視点でデータ管理
予防・メインテナンス
新大阪の歯医者「医療法人貴和会 新大阪歯科診療所」では、治療した歯の長期的維持と安定が最優先であるため、治療後の予防・メインテナンスは大変重要だと考えています。
そのうえで、当院の予防・メインテナンスにおいて、まず初めにお伝えしたい点は、お口の状態を長期的視点でデータ管理をしているということです。
現在と過去のデータを比較し、状態が悪くなっていればすぐに対応し、お口の状態が良くなっていれば、患者さまに共有したうえでさらなる改善を図っていきます。
メインテナンスは
しっかりと時間を確保
当院では、プラークや歯石除去などのメインテナンス、フィードバックなどの時間をしっかりと確保して行っています。隅々まで適切に処置し、処置後はお口の状態や予防の大切さを患者さまへお伝えすることで、口腔環境への意識の向上と未来の健康へとつながると考えているためです。
PICK UP
患者さまと二人三脚で健康を維持する
治療後に歯とお口の健康を守るには患者さまと歯科衛生士の信頼関係が大切です。
歯科衛生士は治療、そしてメインテナンスに入ってからもお口の状況を正確に把握したうえで患者さまとコミュニケーションを取ります。具体的には、変化していくお口の状態やどのような処置が必要なのかをお伝えしていきます。そのように、患者さまが主体となるセルフケア、そして歯科衛生士主体のプロフェッショナルケアを両立させ、二人三脚でお口の健康維持をしていくことが当院では重要だと考えます。
定期的な検査について
- カリエスチェック（虫歯の有無）
- 歯周ポケットの深さのチェック
- 歯周ポケット測定時の歯肉出血の有無
- 歯の動揺度チェック
- プラーク付着度のチェック
- 歯科用CT・レントゲンでの撮影
- 口腔内カメラでの撮影
など
お口の健康を守るには、上記のような定期的な検査を通して虫歯の有無や歯周病の状態、その他の口腔環境を悪化させる要因を的確に把握することが重要です。
定期的に検査した内容はデータ化され、患者さまの大事な情報として蓄積し今後の予防や治療に役立てます。
定期的な予防・メインテナンスについて
虫歯や歯周病は再発しやすい病気であり、何度も治療を繰り返せば歯と歯周組織はダメージが蓄積され、いずれ健康な歯はほとんどなくなってしまう可能性があります。
そこで重要となるのが定期的な予防・メインテナンスです。当院では再発リスクを抑えるために、患者さまのお口の状態に合わせて最適な処置を行います。お口の状態を正確に把握し、適切な器具・機器を用いて実施します。
PMTC（プロによる歯のクリーニング）
専門機器を用いたプロが行う歯面清掃処置です。歯周ポケットに入り込んだものも含め、プラークやバイオフィルムを隅々まで徹底的に除去します。ステイン除去の効果もあるため、虫歯・歯周病予防はもちろん歯の色を本来の色味に戻して見た目をきれいにできます。
ブラッシング習慣の確認・指導
セルフケアとして患者さまご自身で行える、ブラッシングの習慣を確認し磨き方を指導します。定期的に歯科医院でのメインテナンスを受けていても、セルフケアであるブラッシングが適切でなければ効果的とは言えません。正しいブラッシング方法と習慣を身につけていただきます。
お口の衛生や
生活習慣についての指導
患者さまのライフスタイルや全身状態を考慮したうえで、食生活や生活習慣をどのようにしたら良いかをお伝えします。患者さまご自身がお口の健康を守る必要性をご理解し、自発的にセルフケアできるようにサポートすることが目的です。
パウダークリーニング
細かなパウダーを強力なジェット水流によって歯に吹き付けて短時間で効果的に歯面清掃を行う処置です。歯周病の原因となるバイオフィルム、茶渋やタバコのヤニといった着色汚れを除去します。柔らかなパウダーなので歯面や歯ぐきを傷つけることはなく、処置後は歯面が滑らかになり、汚れがつきにくくなります。
超音波スケーラー
超音波振動と注水により歯石や歯周ポケット内のバイオフィルムを粉砕・除去する処置です。適切なチップ（先端のアタッチメント）を選択することで、深い歯周ポケットへも挿入でき、隅々まで清掃可能です。パワーを細かく調整できるため、歯根面やセメント質への影響も抑えられます。